マッサージやリラクゼーションなどの施術を行うセラピストを目指す方は、施術以外にどのような仕事があるのかも気になりますよね。そこで本記事では、セラピストの1日の流れについて解説！主な仕事内容や勤務時間、休日の過ごし方などもご紹介します。

セラピストの仕事内容

セラピストの仕事は、お客様の施術をするだけではありません。
まずは、セラピストの施術以外の主な仕事について解説します。

開店準備

出勤して最初に行うのが、開店準備です。
制服などの施術ができる服装に着替えて、掃除やタオル、備品の準備、レジ金の準備、予約の確認などを行い、お客様を気持ちよく迎えられる体制を整えます。

受付、レジ業務

来店されたお客様の受付や会計対応、電話やWebでの予約対応なども大事な仕事のひとつです。
施術だけでなく受付やレジでの接客対応が、サロンの印象を左右することもあるため、丁寧かつスピーディーな対応を心掛けることが大切です。

備品の管理

リラクゼーションサロンでは、オイルやクリーム、タオルやお客様用の着替えなど、施術の際に様々な備品が必要です。
タオルや着替え類の洗濯は業者に依頼しているサロンもありますが、店舗内で行っているケースも少なくありません。
そうしたリネンの洗濯や必要な備品の発注、在庫の確認などもセラピストが行います。

事務作業

予約の確認や対応だけでなく、チラシや店内POPの作成、DMの送付、ブログやメルマガの配信といった販促活動もサロンを運営していくうえでの大切な仕事です。
中には事務スタッフが専属で行っている場合もありますが、多くのサロンでは、セラピストが皆で協力しながら販促活動や事務作業も行っています。

採用活動

マネージャーや店長、リーダークラスになると、スタッフの求人募集や採用面接対応なども行うようになります。

閉店作業

レジ締めや売上報告書の作成、施術室の片付けや掃除、洗濯などをして閉店します。

セラピストの勤務時間

リラクゼーションサロンの営業時間は、店舗によって異なりますが、主に9：00～21：00頃の営業時間のサロンが多いようです。
そのため、多くのサロンでは、早番・遅番のシフト制で勤務しています。
早朝や深夜などにも営業しているサロンでは、早番・中番・遅番の3交代制を採用していることもあり、実働8時間勤務を目安にシフト体制を組んでいます。

セラピストの1日

では、実際にセラピストはどのような1日を過ごしているのでしょうか？
ここでは、早番・遅番での主な仕事の流れを紹介します。

早番の場合

遅番の場合

セラピストの休日は？

多くのサロンでは、土日祝日が最も忙しいため、セラピストの休日は平日になることが多いです。
定休日を設けているサロンもありますが、年中無休でスタッフが交代して休みを取っている店舗も多いようです。

土日祝が休みでないと、友人や家族との予定が合わせづらいといった声もある一方で、「レジャー施設やデパートが空いている」「病院や役所に行きやすい」などのメリットもあります。

まとめ

セラピストの仕事は、接客や施術だけでなく、事務作業や掃除、洗濯などの裏方業務も多く、多岐に亘ります。
また、多くの場合シフト制のため、土日休みが取りづらいこともありますが、「早番の日は帰りにショッピング！」「遅番の日は出勤前に家事を終わらせる」など、自分に合った働き方を見つけることができるのではないでしょうか。

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